本革マルチケース|キーケースに「小銭」を足して、これ1つを実現
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本革マルチケースは、本革キーケースに「小銭も一緒に持ちたい」という声を受け、構想2年を経て2022年につくりました。既製品にプリントするのではなく、牛革そのものに柄を刷ってから裁断・縫製しています。コイン収納をボタン留めにした理由と、外側をファスナーに変えた理由を開発担当に聞きました。
基本スペック
| 素材 | 牛革「グローリー」(ツヤを抑えたマットな質感) |
|---|---|
| 制作工程 | 革への直接プリント → 金型による裁断 → 職人が1点ずつ手作業で縫製 |
| 外留め具 | 金属ファスナー(金具色は2色から選択) |
| 内装 | 右側:カードポケット+鍵留め/左側:ボタン留めのコイン収納 |
| サイズ | 縦10.5cm×横14.0cm(閉じた状態 7.5cm)/重量 約65g |
| デザイン | 内側両面に被写体1点ずつを配置 |
開発のきっかけ|キーケースの次に求められた、「お財布代わり」になる機能
― 本革マルチケース、そもそもどんなきっかけで開発が始まったんですか?
2020年にリリースした本革キーケースが、おかげさまで多くの方にご好評いただきました。
ただ、使っていただく中で見えてきたのが、『鍵とカードだけでなく、小銭も一緒に持てたら、これ1つで本当に身軽に出かけられるのに』というお声です。本革キーケースは、あくまで鍵を中心にした設計でした。
そこに小銭という要素を加えることで、財布代わりとしても使える、より多機能なケースになる。この『多機能』という発想から、商品名にも『マルチ』という言葉を入れました。
キーケースが好評だったからこそ、次に求められるものが自然と見えてきた、という感覚に近かったです。単なる追加機能ではなく、キーケースというフォーマットを、どこまで進化させられるかという挑戦でもありました。
構想を練るのに2年ほどかけて、2022年にリリースしています。
もとになった 本革キーケースの開発秘話 →
他社との違い|生地から作る、という一貫した姿勢
― 本革マルチケースも、他社と比べて違いはあるんですか?
これも他の多くの商品と同様、生地から作るという点が一番の違いです。既製品にプリントするのではなく、生地の段階からデザインし、縫製・組み立てまで1点ずつ仕上げる。この姿勢は、生地から作る私たちの商品に共通しています。
特にこの商品は、鍵・カード・小銭という3つの機能を1つのケースに収める分、構造そのものが複雑になります。その複雑な構造の中でも、ドット柄デザインを綺麗に成立させる、というのは簡単なことではありません。
既製品にプリントするだけの商品では、まずここまでの作り込みは実現できないと思います。
右側の構造へのこだわり|本革キーケースで実証済みの、使いやすさをそのまま踏襲
― 内側の右側は、カードポケットと鍵留めになっているんですね。
はい、ここは本革キーケースと同じ構造を踏襲しています。カードポケットと鍵留めの組み合わせは、すでに多くのお客さまに使っていただいて、使いやすさが実証されている設計でした。
せっかくの実績のある構造をあえて変える必要はないと考え、そのまま右側に配置しています。新しい機能を追加する時、既存の良さまで壊してしまっては意味がありません。
変えるべきところと、変えるべきでないところを見極めることも、開発ではとても大事にしている視点です。
コイン収納をボタン留めにした理由|小銭がこぼれない、安心の仕切り
― 左側のコイン収納は、ボタンで留める仕様になっていますね。
これは、本革マルチケースだけの機能です。小銭は、鍵やカードと違って、細かく複数枚になりますし、ちょっとした拍子にこぼれ落ちやすいものです。
ケース全体は後ほどお話しするファスナーでしっかり閉じられるのですが、それでも、鍵を取り出そうとした瞬間に、小銭だけが一緒にこぼれてしまっては困ります。
そこで、コイン収納の部分だけ、独立してボタンでしっかり留められるようにしました。ケース全体の安心感とは別に、コインだけを守るための、もう一段階の仕切りだとイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
取り出す時も、コイン部分だけをパチッと開ければいいので、鍵やカードに触れずに小銭だけを出し入れできる、という使い勝手の良さにもつながっています。
外側をファスナー留めに変えた理由|収納物が増えた分、必要になった安心感
― 本革キーケースはボタン留めでしたが、こちらはファスナーになっていますね。
これは、収納するものが『鍵とカード』から『鍵・カード・小銭』に増えたことが大きな理由です。
ボタン留めは、鍵とカードだけを収納する分には十分だったのですが、小銭のように細かいものまで含めると、ボタンの隙間から中身がこぼれてしまうリスクが気になります。
ファスナーであれば、ぐるっと全体をしっかり閉じられるので、鞄の中で他の荷物と一緒になっても、安心して持ち運んでいただけます。収納する物の種類が増えたからこそ、留め具もそれに合わせて見直した、という形です。
もちろん、ファスナーにすることでデザイン面での見え方も変わってくるので、金具の色や配置についても、全体のバランスを見ながら調整しています。
内側両面に必ず被写体を配置する理由|他の本革小物と共通する、遊び心
― 内側の両面に被写体が配置されているんですね。
これは、名刺入れやスマートキーケースと同じ考え方です。開けた瞬間に『実はここにいる』という驚きを感じていただきたくて、内側両面に被写体を配置しています。
日常的に何度も開け閉めするアイテムだからこそ、その都度小さな喜びを感じてもらえる仕掛けを大切にしています。
この商品は特に、鍵・カード・小銭と、実用的な機能をたくさん詰め込んだ商品なので、機能一辺倒になりすぎないよう、こうした遊び心のある部分もしっかり残すことを意識しました。
「グローリー」という革を選んだ理由|本革キーケースと同じ、上品な質感を踏襲
― 素材も本革キーケースと同じなんですか?
はい、本革マルチケースにも『グローリー』を使用しています。ツヤを抑えたマットな質感で、薄手ながらもハリとコシがあるのが特徴の革です。
鍵・カード・小銭という機能をたくさん詰め込んだ商品だからこそ、素材そのものは、大人っぽく落ち着いた、すっきりとした印象を保ちたいと考えました。
本革キーケースから続く『グローリー』という選択は、この商品にもそのまま受け継いでいます。
水濡れはシミの原因になるため、早めの拭き取りを推奨しています。雑貨・革製品のスペックについて →
よくある質問
Q. 破損した場合、修理や部分的な交換はできますか?
状態により異なります。破損してしまった場合、まずはお気軽にご相談ください。内容を確認したうえで、できる対応についてご案内いたします。
詳しくは 不具合・破損時の交換と修理について →
Q. スマートキーを収納したい場合はどうすればいいですか?
残念ながら、本革マルチケースはスマートキーのような厚みのある鍵には対応していません。スマートキーをお持ちの場合は、専用に設計された「本革スマートキーケース」をご検討ください。
詳しくは 本革スマートキーケースの開発秘話 →
Q. 本革キーケースとどちらを選べばいいか迷った場合、目安はありますか?
鍵とカードだけをコンパクトにまとめたい方には、本革キーケースをおすすめしています。一方で、小銭も含めてこれ1つで出かけたい、という方には、本革マルチケースがぴったりです。用途に応じてお選びください。
Q. どのくらいの量の小銭を収納できますか?
コイン収納部分はコンパクトな作りになっているので、日常的にお使いいただく分量の小銭を想定した設計です。
大量の小銭をまとめて収納する用途には向いていませんので、その場合は別途、小銭入れやコインケースなどをご検討いただくことをおすすめします。
どんな方に選ばれているか
本革キーケースと同様、スタンダードなデザインなので、老若男女、年齢を問わず選ばれています。鍵・カード・小銭をまとめて持ち歩きたいというニーズは性別や年代を問わず共通しているため、幅広い層にご購入いただいている商品です。
ギフトとしての需要も高く、クリスマスや誕生日など、さまざまな機会に選ばれています。
ギフトの直送やラッピングにも対応しています。ギフトの直接配送・ラッピングについて →


