杢グレーのスウェットの背面。うちの子の顔と定型文字のプリント

スウェット|4種類のフォーマットで、野暮ったくならずオシャレに

スウェットは、パジャマパンツのオプションだったデザインを「単体で欲しい」という声に応えて、2023年に独立させました。ドット柄ではなく、既製のスウェットに被写体1点と定型の文字をプリントする商品です。野暮ったくならずオシャレに見せる「フォーマット」という仕組みと、4種類の使い分けを開発担当に聞きました。

PET DOT SHOP ウェア・布製品開発担当
ウェアやバッグ、クッションなどの布製品を中心に、マグカップやタンブラーなどの雑貨まで、素材の選定と仕様の決定を担当し、2020年のアパレル立ち上げから34型の商品を手がける。
この記事で聞いた商品:スウェット

基本スペック

素材 コットン100%(裏パイル)
制作工程 既製のスウェットへの直接プリント(総柄ではなく被写体1点+文字のワンポイント配置)
フォーマット ポップ/カジュアル/カレッジ/ノーマルの4種
文字 定型文に名前・性別・種別・生まれ年を差し替え(ノーマル以外)
プリント位置 前面/背面/胸元から1箇所
生地色 ホワイト/ミックスグレー/アシッドブルー/サンドベージュの4色(2XL・3XLはホワイトとグレーのみ)
サイズ S:着丈63cm/身幅52cm/肩幅44cm/袖丈57cm
M:着丈67cm/身幅55cm/肩幅48cm/袖丈59cm
L:着丈71cm/身幅58cm/肩幅52cm/袖丈60cm
XL:着丈76cm/身幅63cm/肩幅55cm/袖丈61cm
2XL:着丈81cm/身幅68cm/肩幅58cm/袖丈61cm
3XL:着丈84cm/身幅73cm/肩幅61cm/袖丈64cm
枚数 同一デザインの複数枚で単価が下がる(サイズ・生地色は1枚ごとに選べる)

開発のきっかけ|「ドット柄でなくていい」と気づかせてくれた、お客さまの声

― スウェット、そもそもどんなきっかけで開発が始まったんですか?

2023年にリリースした商品です。最初、スウェットは『パジャマパンツのオプションとして購入できるもの』でしかありませんでした。

パジャマパンツとセットで着用する際のバランスを考えると、ドット柄で生地から作るよりも、既製品にプリントする形でまとめた方がパジャマパンツを引き立てるだろう、と判断していたんです。

デザイン性もほとんど求めず、パジャマパンツで使った被写体から1点を選んで、サイズ感だけ注意しながらボディ前面の真ん中に文字と配置する、シンプルなものでした。

ただ、蓋を開けてみると、そのスウェットに対して『スウェットだけで販売してほしい』という声を本当にたくさんいただいたんです。パジャマパンツの商品ページに載っているスウェットのデザインを見て、それが欲しい、と。

オプション扱いとは違い、1からデザインするとなると多少価格は上がるのですが、『それでもいいから欲しい。他のところで買えるスウェットよりもオシャレで可愛い』と言っていただけました。

そこで気づいたんです。私たちに期待されているのは『オシャレで可愛い』うちの子アイテムであって、『ドット柄であること』ではない、と。PET DOT SHOPという名前に、いつの間にか自分たちが囚われていたんです。

全ての商品はドット柄でないといけない、そうでないものはオプション止まりだろう、と勝手に思い込んでいました。そうではなく、期待されているのは『オシャレで可愛い』『上質で長く使える』『世界に1つ』なもの。

そう捉え直して、既製品にプリントする形であっても、納得するデザインであれば、むしろ皆さんにお届けすべきだと考えました。ただ、その視点で捉えるなら、デザインは相当良くないといけません。

試行錯誤を重ねた末、納得できるデザインに辿り着いたのが2023年の秋でした。

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他社との違い|「ブランドがデザインを手がけた」ような仕上がりを目指す

― スウェットも、他社と比べて違いはあるんですか?

この商品の違いは、明確にデザイン性です。単純に被写体を置いて、文字を並べるだけではありません。

フォーマット、被写体、文字を組み合わせてバランスを取ることで、まるで『どこかのオシャレなブランドが、あなたのうちの子をデザインに採用しました』と感じられるような仕上がりを目指しています。

フォーマットという仕組みへのこだわり|ドット柄を使わない、私たちの強い武器

― フォーマットという仕組みが、この商品の特徴なんですね。

はい、これは私たちが『ドット柄ではない』デザインを志向した際に辿り着いた、強い武器です。

単純に被写体を置いて文字を並べるだけだと、よほど被写体が優れているか文字に特徴がない限り、どうしても野暮ったい印象になってしまいます。

被写体と文字をつなぎ、被写体の良さを活かしながら、日常でも自然にオシャレに着こなせるようにする接続を、フォーマットが担っています。

4種類のフォーマット|ポップ・カジュアル・カレッジ・ノーマルの使い分け

「ポップ」フォーマット|どんな被写体にも対応する、万能型の人気者

― 一番人気のフォーマットは何ですか?

一番人気なのが『ポップ』です。上部に風船が浮いているような可愛いフォントを採用しています。下部には2行の文章と、その下に1行のロゴのような文字列を配置することで、全体のバランスを取っています。

顔でも、全身でも、半身でも、どんな被写体にも対応できる万能型のフォーマットです。

「カジュアル」フォーマット|ユニセックスに楽しめる、2番目の人気

― 『カジュアル』はどんな特徴があるんですか?

配置は『ポップ』と同じですが、上部に採用したフォントが、より力強くしっかりした印象のものになっています。

『ポップ』がどちらかというと女性向きの可愛らしい印象だとすると、『カジュアル』は男性も含めたユニセックスに楽しめる印象のデザインです。

こちらも『ポップ』と同様、顔・全身・半身、どんな被写体にも対応できる万能型のフォーマットです。

「カレッジ」フォーマット|アメリカの大学のような、クラシカルな親しみやすさ

― 『カレッジ』はどんなデザインなんですか?

『カジュアル』に次いで、3番目に人気のフォーマットです。被写体の周りを文字とデザインされた円が囲み、その上に格調高いセリフ体の文字、下にリボンを配置しています。

アメリカの大学やスポーツチームのユニフォームのような、クラシカルで親しみやすいデザインです。他のフォーマットに比べて被写体の範囲がやや小さくなるので、顔か半身でデザインするのがおすすめです。

「ノーマル」フォーマット|被写体の力に、降参するという選択

― 『ノーマル』はどういう位置づけのフォーマットなんですか?

何も手を加えていない、通常のフォーマットです。基本的には他のフォーマットを使っていただきたいのですが、稀に被写体のインパクトが強すぎて、『何も手を加えない方が可愛い』という場合があります。

信じられないくらい笑っているとか、ありえないポーズをしているとか。そういう時は、いい意味で降参です。最高の被写体以上のデザインはありませんから。思う存分、『ノーマル』で被写体の良さを楽しんでいただきたいです。

同じ4種類のフォーマットでつくる Tシャツの開発秘話 →

文字に込めた思い|自由度より、伝えたい愛情の形

― 文章はすべて同じ内容なんですか?

ノーマルフォーマット以外は、『名前』『性別』『種別』『生まれ年』をオリジナルで入れられます。

この4つは、どのうちの子にも必ずあるもので、その子を特徴づける要素でもあるので、これを中心に文章を作ることで、被写体と合わせて世界に1つのデザインができると考えました。

文章は共通して『"He" is a special family and the sweetest "dog" in the world!』(He/dogは個体により変わります)を採用しています。

完全に自由に文章を選べるようにすると、自由度が高すぎて逆に購入する際の負担になってしまいます。それでも、うちの子への愛情や大切にする気持ちを表現したい。

そう考えて、さまざまな文章を検討した結果、スタンダードでありながら最高の愛情表現だと思えるこの文章に辿り着きました。

特に“sweetest”という言葉は、すべてのペットラバーが思っていることだと思うので、この言葉が降りてきた時は『きた!』と思ったのを今でも覚えています。

プリント位置を選べるようにした理由|前面だけで終わらせない、お客さまの要望

― 前面・背面・胸元と、プリント位置を選べるんですね。

これは、お客さまからの根強いご要望があったからです。もともとは前面プリントのみからスタートしました。ただ、リリース後すぐに『背面にプリントしたい』『胸元にプリントしたい』というお声をいただいたんです。

オシャレを志向するなら、当然そこにもプリントできるべきだよね、と考えて、すぐに体制を整え、3種類のプリント位置から選べるようにしました。

生地色4色へのこだわり|シンプルさと、手に取りやすさの両立

― 生地色は4色展開なんですね。

なるべくシンプルに、より多くの方が手に取りやすい色として、ホワイト、ミックスグレー、アシッドブルー、サンドベージュを選んでいます。一部の発色が強い色は、通常の印刷方法だとプリントの色がやや沈んだ印象になってしまうんです。

それを回避する印刷方法もあるのですが、コストが上がってしまう。この商品はデザイン性が高くても、なるべくスタンダードに、より多くの方に楽しんでもらえるように設計しているので、現行の4色に落ち着きました。

発色の良い色を楽しみたいという需要にも気づいていたので、それには2025年にリリースした『ヴィンテージスウェット』という商品で対応しています。

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コットン素材(裏パイル)へのこだわり|薄すぎず、厚すぎない、絶妙なバランス

― 素材選びでも苦労があったんですか?

この生地を選ぶまでに、相当数の生地を試しています。厚みや素材感は、メーカーや生産場所によって全然違うんです。薄すぎると安っぽくなりますし、厚すぎると着られる時期が限られて重くなってしまいます。

そのバランスが取れた生地として、現在提供しているものを選びました。

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枚数割引の設計思想|家族・カップルでの利用と、選びきれない人のために

― 同一デザインでの複数枚割引は、この商品が最初だったんですか?

はい、この仕組みはスウェットで初めて採用しました。想定していた利用シーンは2つあります。

1つは、家族や恋人と一緒に楽しむ方が多いだろうということ。

もう1つは、デザインが可愛すぎて、色を1つに決めきれない、どっちも欲しい、という方がいるだろうということです。

その場合、私たちもデザインの手間が少し下がるので、その分リーズナブルに楽しんでいただけるよう、価格で後押ししよう、と考えました。

枚数ごとの価格は スウェットの商品ページ →

よくある質問

Q. 枚数割引で購入した場合、サイズやスウェットの色は選べますか?

選べます。むしろ選べることを楽しんでいただきたいポイントです。購入後のフォーム回答の際に、それぞれのご希望を伺います。お好きなサイズと色を選んでお楽しみください。

Q. 追加料金で文字はすべて変更できますか?

できます。文面すべてにこだわりたいという方は、購入後、デザイナーにお気軽にご相談ください。綺麗に配置できるよう、調整しながら進めていきます。

Q. 追加料金で背面+胸元のプリントもできますか?

できます。お客さまから一定数のご要望があったため、対応できるようにしました。購入後、デザイナーにお気軽にご相談ください。

Q. 追加料金で2被写体以上のデザインもできますか?

もちろんできます。こちらも購入後、デザイナーにお気軽にご相談ください。

詳しくは 複数のペットや別々の写真からのデザインについて →

どんな方に選ばれているか

老若男女、本当に多くの方に楽しんでいただいています。夏の暑い時期を除いて、年間を通して選ばれる商品でもあり、誕生日や記念日、母の日やクリスマスなど、シーンを選ばずさまざまな機会でご購入いただいています。

特に、パジャマとセットで購入されたり、ご夫婦やカップルでペア購入されたりする機会が多い印象です。

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