本革がま口小銭入れ|看板犬メイちゃんから始まった、PET DOT SHOPの原点
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本革がま口小銭入れは、2020年のコロナ禍にPET DOT SHOPが最初に開発したシグネチャー商品です。既製品にプリントするのではなく、牛革そのものに柄を刷ってから裁断・縫製しています。看板犬メイちゃんの写真から始まった経緯と、柔らかさと強度を両立する「ミンクル」を選んだ理由を開発担当に聞きました。
基本スペック
| 素材 | 牛革「ミンクル」(表地)/綿100%(裏地) |
|---|---|
| 制作工程 | 革への直接プリント → 金型による裁断 → 表地と裏地をそれぞれ縫製 → 口金に固定 |
| 留め具 | がま口口金(ゴールド/シルバーから選択) |
| サイズ | S:縦110mm×横120mm(口金 縦50mm×横100mm)/重量 約110g L:縦110mm×横180mm(口金 縦50mm×横150mm)/重量 約120g |
| オプション | ハンドミラー(直径70mm・厚さ8mm/内側両面鏡・片側拡大鏡/合皮仕様・約50g) |
開発のきっかけ|看板犬メイちゃんの写真から生まれた、シグネチャー商品
― 本革がま口小銭入れ、そもそもどんなきっかけで開発が始まったんですか?
実はこの商品、PET DOT SHOPが最初に開発した、いわば「シグネチャー商品」なんです。2020年のコロナ禍にこの商品から始まった、というのは、私たちにとって特別な意味を持っています。それまで来店型のビジネスしかやってこなかった東京の工房が、急な環境の変化で誰にも来てもらえなくなってしまった。
私たちの持つ価値を、どうやって届けていけばいいんだろう、と自問自答していた時期でした。そんな時、そばにいたのが、コロナ禍など全く感じることなく悠々自適に過ごしていた看板犬のメイちゃんです。呑気な表情や一挙手一投足が、不安だった私たちにとって、心の拠り所でした。行き詰まっていたある日、社員がふとメイちゃんの写真を撮って、それを革にプリントしたんです。
特に大きな意図はなく、ちょっとした遊びのような気持ちで。それを見た別のスタッフが「これ、生地として可愛いよね」と言い出して、当時ワークショップで使っていたがま口の金具と組み合わせて、小銭入れに仕立ててみたら、これがとても可愛かった。それを見た代表が「これいいな、ちょうど母の日のプレゼントを探していたんだ、ちょうだい」と。
そこから、これは工房に来ていただかなくても、多くの方に喜んでいただけるサービスになるのではないか、とみんなで考えて、1つずつ形にしていったのがこの商品です。

他社との違い|ブランドの根本である、4つの価値
― シグネチャー商品ということですが、他社との違いはどこにありますか?
シグネチャー商品だからこそ、私たちのブランドの根本にある考え方がそのまま詰まっています。それが、「1点1点、東京の工房で日本人により手作りする」「デザイン性を重視し、オリジナルで仕上げる」「素材や工程にこだわって、長く丈夫に使える」「誰でも簡単に注文ができて、細部まで楽しめる」という4つの要素です。この商品を開発する際、まさにこの4つを大切にしました。
形状や素材も含めて、同じような形で展開している商品は他にない、という認識を今も持っています。
同じくハンドミラーを選べる 本革化粧ポーチの開発秘話 →
がま口という留め具を選んだ理由|「そこに口金があったから」
― 留め具に、ボタンやファスナーではなく、がま口を選んだ理由はあるんですか?
正直にお話しすると、「そこに口金があったから」なんです(笑)。ただ、それは決して偶然ではありません。私たちは、それ以前に提供していたワークショップやオーダーメイドのサービスの中で、がま口の口金にはデザイン面でも機能面でも大きな価値があると考えていました。だからこそ、それが「良いもの」として自然に工房の中にあったんです。
そう考えると、私たちが口金を使ったタイプの商品を開発したのは、ある意味で必然だったのかもしれません。
本革の種類へのこだわり|柔らかさと強度を両立する「ミンクル」
― 使用している本革にもこだわりがあるんですか?
使用しているのは国産の本革です。ただ、本革にも種類がいくつもあって、それぞれに適した商品や用途があります。ハリのあるしっかりした革もあれば、柔らかく変形に強い革もあります。もちろん、どの革も特殊なプリント方法でうちの子のドット柄をしっかり定着させられることが前提です。
その上で、この本革がま口小銭入れに使用しているのは、キーケースやスマホケースとは異なる、「ミンクル」と呼ばれる革です。柔らかくて触り心地が良く、それでいてしっかりとした強度もある。がま口という仕様や、小銭入れという用途に合わせて、この革を選んでいます。
水濡れはシミの原因になるため、早めの拭き取りを推奨しています。雑貨・革製品のスペックについて →
サイズ統合の理由|もともと別の商品名だった、S/Lの過去
― S/Lのサイズ展開になっていますが、これは最初からだったんですか?
実は、発売当初はSサイズを「本革がま口小銭入れ」、Lサイズを「本革がま口ポーチ」という、別々の商品名で扱っていました。発売当初は商品数も少なかったので、2つを別商品として扱ってもわかりづらさはなかったんです。ただ、商品数がどんどん増えていく中で、この2つを分けたままにしておくと、無駄に商品数が多くなり、お客さまが選ぶ際の負担になってしまうことが見えてきました。
それに、Lサイズを購入される方の多くも、結局は小銭を含むお金を入れる用途がメインだったんです。この2つの理由から、「本革がま口小銭入れ」という名称に統一し、その中でS/Lのサイズ展開として整理しました。だから、S・Lで形状も少し異なっているんです。
ハンドミラー導入の理由|お客さまからの要望で、数年後にセット化
― ハンドミラーのオプションもありますが、これは最初からだったんですか?
いえ、これは数年経ってからセット商品として追加した機能です。もともと、本革化粧ポーチを開発した際に、「プレゼントする瞬間のインパクトを大きくしたい」という理由でハンドミラーを導入していました。この商品についても、基本的には同じ発想での導入です。
お客さまから「化粧ポーチについているハンドミラーを、こちらにもセットにできませんか?」と複数回お問い合わせをいただいたことがきっかけで、その声にお応えする形で導入しました。
よくある質問
Q. S/Lどちらのサイズを選べばいいか迷った場合、目安はありますか?
どちらでも良ければ、Lサイズをおすすめしています。Sサイズはカードなどを入れることができませんが、Lサイズであればカードやお札を含め、さまざまなものを収納できます。一方で、ポケットに入れて持ち歩きたい、という使い方を前提にされる場合は、Sサイズを選んでいただくのがおすすめです。
Q. がま口の口金部分は、使っているうちに緩んだり壊れたりしませんか?
適切にお使いいただいている限り、緩んでくることは基本的にありません。万が一緩んでしまった場合も、状態によっては有償での修繕対応が可能なことがあります。その際は、お気軽にご相談ください。
修理や交換の詳細は 不具合・破損時の交換と修理について →
Q. 小銭以外に、お札を入れることはできますか?
Lサイズであれば可能です。Sサイズは小さく折りたたむ必要があり、ぎりぎりのサイズ感になります。お札を入れたい場合は、Lサイズをおすすめします。
どんな方に選ばれているか
圧倒的に女性のご購入が多く、30代・40代・50代・60代と幅広い層に支持されています。発売当初から2年間は最も売上の多い商品で、現在は商品展開の広がりによりその座を他の商品に譲っていますが、それでも多くの方にご購入いただいています。母の日には特に選ばれることが多く、「お母さんにプレゼントしたい」と多くの方が本能的に思う商品の1つなのだと考えています。
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